歴代の韓中指導者の関係…05年訪韓の習氏、朴槿恵氏の歓待で「長い友」に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.30 16:53
「韓国では主席に知韓派という修飾語を付ける人が少なくない。本当に韓国に対して特別だと思いますか」。習近平国家主席と対話する機会があった韓国のある人物が、このように尋ねたことがある。習主席は迷わず、浙江省党書記時代だった2005年に韓国を訪問した当時、「過分な歓待」を受けたという話をしたという。
歓待の中心には朴槿恵(パク・クネ)大統領がいる。当時、習主席は李海チャン(イ・ヘチャン)首相を表敬訪問し、与野党代表に相次いで会った。第一野党・ハンナラ党(セヌリ党の前身)の代表で有力な次期大統領候補だった朴大統領は、地方日程までキャンセルして習主席に会った。すでに第5世代のトップ走者と見られていた習主席との会談がどんな意味を持つか看破したのだ。習主席が昨年訪中した朴大統領を「老朋友(長い間の友人)」と呼んだ縁はこのように始まった。