話題作『誘惑』が謎に包まれていたそのベールをついに脱いだ。

女優チェ・ジウと俳優クォン・サンウの１１年ぶりの共演で注目を集めているＳＢＳ（ソウル放送）の新しい月火ドラマ『誘惑』のティーザー映像が公開された。公開された３０秒程度の短いティーザー映像には、意味ありげな視線を投げるクォン・サンウときっぱりとした表情のパク・ハソン、そして物思いにふけるイ・ジョンジン、意味深長な表情のチェ・ジウという４人の男女の姿が感覚的に表現されていて、人物間の微妙な関係を推察させている。

特に目を引くのはチェ・ジウのナレーション。「子供の頃、浜辺に行くと子供たちが砂の城を作って遊んでいました。波がやって来ればすべて崩れてしまうのに何のために作るのでしょう。馬鹿みたいだと思いました。あなたたちが作り上げた愛、それがどれほど虚弱な砂の城なのか試してみたかったのです。私はあなたたちにとっての“波”になりたかったのです」。男女４人の関係に何か謎めいたものを感じさせる内容で、視聴者の好奇心を刺激している。

ドラマ関係者は「クォン・サンウとチェ・ジウ、そしてパク・ハソンとイ・ジョンジンという４人の男女の危うい関係のなかで行き交う感情を感性的に描き出している。新しいフィーリングのメロドラマ『誘惑』に期待してほしい」と伝えた。

『誘惑』は、人生の崖っぷちに立った１人の男が拒否できない魅惑的な提案を受けて後戻りできない選択をすることになり、つながっていく関係の中で真の愛の意味を手探りする４人の男女の物語を描いた作品で、チェ・ジウ、クォン・サンウ、パク・ハソン、イ・ジョンジンらが出演を確定して多くの関心を集めている。『ドクター異邦人』の後続として７月１４日に初放送。