首相候補者めぐる朴槿恵大統領の最大の悩みは「親日フレーム」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.06.22 12:16
朴槿恵(パク・クネ)大統領が21日夜、6日間にわたる中央アジア3カ国歴訪を終え専用機で帰国した。朴大統領は野党陣営と与党の一部から辞退の圧迫を受けてきた文昌克(ムン・チャングク)首相候補の去就と関連し、世論の推移と政治・社会各界のムードの報告を受け、早ければ22日にも文氏の去就に対し決定を下す見通しだ。
朴大統領は文氏の首相候補維持、指名撤回、自主辞退勧告の3種類の中から政治的負担を最小化する方向で立場を整理するだろうと21日に与党関係者が伝えた。だが、文氏は聴聞会を通じ名誉回復をするという立場を堅持しており、朴大統領が来週初めまで決定を先送りすることもあり得るとの見方も出ている。文氏は土曜日の21日、ソウル市内の事務所には出て来ずに自宅で聴聞会の準備をしていたとされる。総理室関係者はこの日「文氏が聴聞会で疑惑を解消するという立場に変わりはない」と話した。