「東海を死守しよう」…韓国、日・朝の前で独島訓練
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.21 12:12
「総員戦闘配置」。力強いスローガンとともに艦艇の中では「ピピピ」という非常ベルの音が激しく鳴り始めた。20日午前9時20分。独島(ドクト、日本名・日本海)近隣の東海(トンヘ、日本名・日本海)上を航海中だった「広開土大王」(3200トン級)の艦橋の中の動きが慌ただしくなった。乗組員は防弾ヘルメットをかぶり、救命胴衣を着用した後、各自の勤務位置に立った。「ワンショット、ワンキル!」。操舵士の掛け声に合わせ、乗組員は「捕まえよう敵の潜水艦、死守しよう東海の海!」と叫んだ。前日に日本政府が独島を自国の領土だとして訓練の中止を要求したためか、乗組員の声からは強い意志が感じられた。
続いて「原州」(哨戒艦、1200トン級)から発射した軽魚雷「チョンサンオ(青鮫)」が灰色の煙を出しながら水中に消えた後、3650メートルほど離れた水深60メートルに設置された仮想の敵の潜水艦を正確に貫いた。チョンサンオが目標物に命中した時、4キロほど離れていた「広開土大王」の甲板にも「ドン」という音と同時に振動が伝わった。
「朴東鎮」(誘導弾高速艦、450トン級)から発射された艦対艦ミサイル「ヘソン」は、轟音の中で火炎を噴き出しながら空中に消えると、150キロ離れた敵艦を正確に命中した。P-3CKが空対艦誘導弾「ハープーン」1発を発射するのも初めて公開された。「ハープーン」も仮想標的と想定した廃棄漁船を正確にとらえた。「広開土大王」からは対潜攻撃用の爆雷も発射された。