【コラム】アシアナ事故、性急な結論はいけない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.20 15:03
昨年7月に発生した米国サンフランシスコのアシアナ航空旅客機事故が調査結果の発表を控えている。事故が米国の領土で発生したので、連邦交通安全委員会(NTSB)の主導で韓国国土交通部の航空鉄道事故調査委員会と共同調査を行っている。
事故調査過程では▼操縦士の過失▼航空機自動推進力システムおよび低速警告システムの限界▼航空機の機体欠陥▼空港管制ミスなどさまざまな要因が議論されている。スイスのジュネーブに本部を置く非政府機構の航空機事故記録機区(ACRO)が1950年から2006年まで1843件の航空事故を分析した資料によれば、操縦士の過失53%、機体欠陥21%、悪天候11%、管制ミスを含めたその他の人的要因が8%だ。航空事故の原因がそれだけ複合的で多様だという意味だ。