イタリア出身の名将リッピ監督がアルジェリアに対し、「韓国は強いチーム」と忠告した。

リッピ監督は広州恒大の指揮官に就任した後、この２年間、アジアサッカー連盟（ＡＦＣ）チャンピオンリーグでＦＣソウル、全北現代などと対戦してきた。

リッピ監督はアルジェリアメディアのインタビューで、ワールドカップ（Ｗ杯）本大会で韓国と対戦するアルジェリアに対し、「決して韓国を軽視してはいけない」と忠告した。自分が実際に接した韓国サッカーは周囲の評価よりはるかに強かったというのがリッピ監督の考えだ。

リッピ監督は「客観的な戦力だけで見ると、韓国は強くないと思うかもしれない。しかし現実はそうでない。韓国を実際に競技場で見ると、彼らの戦力は考えていたものとは違うという事実を知るだろう」と述べた。

また「率直に言うと、アルジェリアが１６強に進出できるとは言いがたい」とし「アルジェリアは韓国、ベルギー、ロシアを相手にしなければいけないが、これは容易でないはず」と話した。

リッピ監督はイタリア代表を率いて２００６ドイツＷ杯で優勝した。９０年代と２０００年代にユベントスの指揮官としてセリエＡ優勝５回、さらにコッパイタリア、チャンピオンズリーグの優勝も経験した。

リッピ監督は２０１２年、広州恒大の監督としても中国スーパーリーグ２連覇を達成し、昨年のＡＦＣチャンピオンズリーグで頂点に立った。

韓国は２３日午前４時、アルジェリアとＷ杯第２戦を行う。