「文首相候補の任命同意案、帰国後に決定」…苦悩する朴大統領
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.19 13:04
朴槿恵(パク・クネ)大統領が文昌克(ムン・チャングク)首相の人事聴聞会強行の有無について苦悩していることが分かった。中央アジアを歴訪している朴大統領に随行中の閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官は18日、ウズベキスタンで「朴大統領は歴訪中も首席から国内状況についての報告を受けている。首相と長官の任命同意案・人事聴聞要請案は帰国後に裁可することを検討する予定」と明らかにした。さらに「歴訪中には経済・外交イシューに集中して、首相・長官任命同意案は帰国してから様々な状況を十分に検討した後に裁可を決めるだろう」と付け加えた。
朴大統領は21日夜に帰国する。22日が休日のため早くとも23日以降に任命同意案を国会に提出できる。その上、帰国しても裁可をするというのでなく裁可を“検討”するということなので、文候補者に対する青瓦台内部の立場の整理が終わっていないことを示唆した。