「ワールドスター」らしい姿だった。

１８日午前６時、ソウル三成洞（サムソンドン）ＣＯＥＸ交差点の永東大路（ヨンドンデロ）特設舞台には歌手ＰＳＹ（サイ）のワールドカップ（Ｗ杯）街頭応援祝賀舞台が設えられた。

舞台に上がったＰＳＹは４０分間余り続いた公演の間、『Ｒｉｇｈｔ　Ｎｏｗ』をはじめ『芸能人』『芸術だ』『揺さぶって下さい』『Ｗｅ　ａｒｅ　ｔｈｅ　ｏｎｅ』『ジェントルマン』『チャンピオン』『江南（カンナム）スタイル』の順で計８曲を歌って永東大路を熱く沸かせた。

特に公演の間中、舞台の両端を行き来しながら喉がかれるくらいに懸命な姿は、ワールドカップの熱気を高めるには十分だった。期待していた新曲『Ｈａｎｇｏｖｅｒ』は披露されなかったが、少しの休息もなく４０分間を駆け抜けたＰＳＹの気持ちが際立って見えた。

ＰＳＹはすべての公演を終えた後、「市民の一人に戻って韓国とロシアの試合に熱い応援を送りたい」としながら市民に対して「最高でなくとも最善の応援をお願いしたい」と呼びかけた。

一方、この日午前７時から２０１４ブラジル・ワールドカップＨ組の組別予選「大韓民国対ロシア」の試合が行われる。