書芸は韓日中の東洋魂の母体…「公共外交で大きな役割果たす」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.17 18:03
「片手にスマートフォン、もう片方の手で筆をとろう!」。書芸中興のために一つになった書人たちが誓った一言だ。13日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会韓国愛斎に集まった書芸界の重鎮・関係者たちは、21世紀の東アジア時代を後押しする力として「書芸精神」を掲げた。韓国の書芸・中国の書法・日本の書道は、漢字を土台にした韓日中の3国の歴史を貫く東洋魂の母体だとして集まった。
この日の集いは昨年11月に国会で初めて開かれた後、3回にかけて行われた「書芸振興政策フォーラム」の1つの決着をつける場であった。半年余りの間に、芸術の殿堂書芸博物館リニューアルのための予算を確保し、書芸作家支援政策の法制化を公論化するなど低迷する書芸界を立て直す大きな一歩を踏み出した。チェ・ジェチョン国会議員が推進してきた「書芸振興委員会」の初代委員長としてホン・ソクヒョン中央日報・JTBC会長(65)が推戴され、9月19日に創立総会を開くことになったのも貴重な収穫だ。4つの書芸団体が韓国書芸団体総協議会として心を一つにして、書芸の未来に向けた声を出すことになった現場は、温かい空気に包まれていた。