日本から返還され18年ぶりに祖国に埋葬される東学将軍の遺骨
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.06.15 12:39
旧韓末の東学軍の将軍の遺骨が日本から韓国に返還されてから18年ぶりに安息の地を得ることになる。これまで遺骨を保管してきた全州歴史博物館は東学革命120周年となる今年中に東学軍が勝利を収めた全羅北道井邑(チョンラブクド・チョンウプ)の黄土ヒョン(ファントヒョン)戦跡地に遺骨を埋葬する方針だ。
「韓国東学党首魁ノ首級」という日本語の文字が書かれたこの遺骨は、1906年に日本人の佐藤政次郎が珍島(チンド)で収集した。これは1995年に北海道大学で発見され、翌年全州歴史博物館に引き渡された。だが、東学関連団体間の意見対立で埋葬地を決められないまま博物館の収蔵庫に放置されてきた。