「演劇で慰安婦の真実伝える」という日本の演出家
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.12 08:39
「私が生涯取り組んできた演劇を通じて、何人かでも日本軍の慰安婦についての真実を知ってくれるならば、日本の右翼のいかなる威嚇も怖くはない」。
老演出家の覚悟は立派なものだった。翌月2~20日、ソウル大学路(テハンノ)のソルチ劇場チョンミソの舞台に上がる演劇『嘘つき女、英子(ヨンジャ)』の脚本・演出家ふじたあさや氏(80)は「日本人の中にも慰安婦の真実を明らかにしようとする人がいるということを、観客だけでなく日本政府にも伝えたい」と話した。早稲田大学演劇科を卒業したふじた氏はこれまで演劇200本余りを演出した日本演劇界の重鎮だ。日本演出家協会長を歴任し、現在は日本国際児童青少年演劇協会理事をつとめている。