【コラム】毎月1隻ずつセウォル号が沈没する=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.07 12:17
半分近く減ったという。セウォル号沈没事故以降、仁川港で沿岸旅客船に乗る乗客のことだ。「しばらく船には乗らない。これほど危険だとは知らなかった」。しかし船にさえ乗らなければ安全なのだろうか。私たちが朝・晩に乗って通う“セウォル号”はどうだろうか。
年間5000人以上が死亡する。大韓民国の交通事故だ。衝撃的な数だ。どの程度か実感しない? 毎月、400人以上乗ったセウォル号が1隻ずつ海中に“どぶんどぶん”と沈没しているという計算だ。それも生存者は一人もなく。船や飛行機に乗らないからといって危険を避けられるわけではない。自動車は私たちが毎日乗る“セウォル号”なのだから。