韓国も参加していたインターネット衛星競争…グーグル、フェイスブックに反撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.04 15:54
グーグルとフェイスブックの人工衛星争いに火がついた。人工衛星を打ち上げてインターネットを使うことができない世界の辺境地にインターネットサービスをするということだ。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は2日(現地時間)、グーグルが人工衛星艦隊プロジェクトに10億~30億ドル(約1兆2000億~3兆6000億ウォン)を注ぎ込む計画だと報道した。衛星艦隊はまず高性能小型衛星180基で実行された後、次第に拡大する予定だ。重さが250ポンド(約113キロ)程度に過ぎないこれらの衛星は、既存衛星よりも低い高度を回りながらインターネット信号を地上に送ることになる。プロジェクトは最高経営責任者(CEO)のラリー・ペイジ氏が直接関わる。
衛星アイデアの公開で打とうとするならフェイスブックが先だ。フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は3月に衛星などを通して空からインターネットを地上に放つ構想を明らかにした。2つの会社の目標は同じだ。インターネットの辺境地をなくすことだ。
世界はインターネットを使う地域と使えない地域に分かれている。人類の3分の2にあたる48億人はまだインターネットに接することができない。インターネットの両極化は所得と文明の両極化につながる。商業的な計算も同じだ。利潤創出だ。グーグルとフェイスブックの存立基盤はインターネットだ。インターネットのユーザー人口が増えるほど売り上げが拡大する。その上、衛星インターネットのような新しいビジネスは先に始めた方が市場を掌握する。2つの会社が死活をかけて執着する理由だ。