朴大統領「首相に国家改革の適任者探している」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.03 10:51
朴槿恵(パク・クネ)大統領は2日、「首相任命後に改閣を通じて国政運営を一新して新たに出発しようとしていた日程が多少遅れることになったが、国家改革の適任者として国民が求める人を探している」と話した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)で首席秘書官会議を主宰しながらだ。朴大統領は参席者に「国政運営の空白ができないようにして、緊急な国政改革の課題も忠実に実行することを望む」と要請した。
朴大統領の話の中には、いくつかの含意がある。まず「国家改革を成し遂げる人」が人選の第1基準であることを明確にした。これに先立ち安大熙(アン・デヒ)元首相候補者を指名した当時も、朴大統領は「公職社会と政府組織を改革して、非正常の正常化を強力に推進して国家改造を成功的に遂行してくれる人」と明らかにした。最も太い人選基準は、そのまま維持していることを示している。
「国民が求める人」という表現は、安大熙・元候補者の辞退という状況変化によって今回初めて登場した。▼道徳性▼出身地域▼職業群について相当悩んでいると見られる。「候補者を探している」という話で推し測ると、いまだ人選を終わらせて発表時期を見極めている段階ではないようだという分析が出てくる。