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<W杯サッカー>韓国・日本・オランダ…国籍違うが洪明甫“ワンチーム”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.02 15:19
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立派な指揮官のそばには優れた参謀がいるものだ。サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(45)にも、頼もしい多国籍軍コーチをそばにいる。

金泰映(キム・テヨン、44)、朴建夏(パク・ゴンハ、43)、金奉洙(キム・ボンス、44)の3人の韓国人コーチと日本人の池田誠剛フィジカルコーチ(54)は洪監督を補佐し、2012年ロンドンオリンピック(五輪)銅メダル神話を築いた。4人のコーチは洪監督が昨年6月に韓国代表監督に就任した後も一緒にしている。

 
昨年12月には外国人コーチが追加で1人加わった。オランダ出身のトン・ドゥ・シャティニエル戦力分析コーチ(56)だ。洪監督は能力のある人材をよく活用する。洪監督がコーチングスタッフを構成して統率する方法に目を向けると、「洪明甫リーダーシップ」の秘訣が見える。

洪明甫監督が率いる代表チームには首席コーチがいない。その代わり明確にコーチの役割を分担する。金奉洙コーチはGK、金泰映コーチは守備、朴建夏コーチは攻撃担当だ。洪監督はコーチに権利と義務を同時に与えた。随時コーチの考えを聞き、必ずその理由を尋ねる。コーチは頭の中で自分なりの答えを持っていなければならない。いつも緊張の中に過ごしている。最終判断は監督がするが、その分野の専門家であるコーチの意見を十分に尊重する。

ロンドン五輪当時、一度、洪監督が独断的な決定をしたことがある。英国との8強戦を控え、池東源(チ・ドンウォン、23、アウクスブルク)と金甫ギョン(キム・ボギョン、25、カーディフシティ)のどちらを先発で起用するかをめぐり洪監督とコーチの意見が食い違った。

コーチはコンディションや感覚などすべての面で金甫ギョン(キム・ボギョン)がよいと述べたが、洪監督は池東源を選択した。池東源は当時、イングランドプレミアリーグでベンチに座っていた。洪監督は池東源が格別な精神力で英国を相手にプレーすると考えた。予想は的中した。池東源は先制ゴールで悔しさを晴らした。

選手のコンディション管理は全面的に池田コーチに任せる。池田コーチは洪監督が三顧を尽くして迎えた人だ。2009年夏、洪監督はU-20(20歳以下)韓国代表の監督に就任した後、浦和レッズ球団にいた池田コーチに一緒に仕事をしようと提案した。浦和球団が許可しなかったため、洪監督は自ら3度も日本に渡り、談判して承諾を受けた。

池田コーチは韓国代表チームの初の日本人コーチだ。池田コーチが初めてU-20代表チームに合流した時、選手の反応はよくなかった。選手は日本人コーチに妙な警戒心を表したりもした。洪監督はこれを知ると、選手に「今後はどんな試合でも池田コーチと相談する。池田コーチがフィジカル面でOKした選手だけを試合に送り出す」と宣言した。その時から選手の目が変わった。

洪監督は激しい情報戦のW杯を控え、戦力分析専門家の必要性を感じた。洪監督は昨年1月、師匠のヒディンク監督(68)が指揮するロシアプロサッカーのアンジ・マハチカラで研修し、ドゥ・シャティニエル・コーチと縁を結んだ。ドゥ・シャティニエル・コーチはオランダのクラブで監督をしていたが、ヒディンク監督についてコーチとして来ていた。彼はオランダの隣国であるベルギーの選手の特性をよく知っている。アンジでコーチをしたため、ロシアサッカーにも精通している。ロシアは韓国の1次リーグ第1戦、ベルギーは第3戦の相手だ。ドゥ・シャティニエル・コーチの合流が“神の一手”と評価される理由だ。

洪監督はコーチを部下だと考えていない。お互い同等な関係とみて、家族のように接する。池田コーチは最近出版された『池田効果(邦題:日本人初の韓国代表フィジカルコーチ 池田誠剛の生きざま 日本人として韓国代表で戦う理由)』で、洪監督に人間的な魅力と配慮を感じたというエピソードを紹介した。ロンドン五輪当時、銅メダルがかかった運命の3位決定戦の相手は日本だった。池田コーチは試合前、洪監督が日本の戦力分析について当然、自分に助言を求めてくると考えていた。しかし洪監督は全くそのようなそぶりを見せなかった。もちろん洪監督が日本Jリーグで長く活躍し、日本サッカーを詳しく知っているためでもあるが、池田コーチに対する配慮も間違いなくあった。

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