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<大リーグ>柳賢振、10被安打も2失点…メジャー通算20勝

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.02 13:04
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柳賢振(リュ・ヒョンジン、27、LAドジャース)が悪戦苦闘の末、今季6勝目(2敗)を挙げた。

柳賢振は1日(日本時間)、ドジャースタジアムで行われたピッツバーグ戦に先発、6イニングを投げて10安打を許したが、2失点に抑えた。12-2で勝ったドジャースは連敗を3で断ち切り、柳賢振の防御率は3.09となった。

 
この日の試合は柳賢振にかなりの負担を与えた。左肩(肩甲骨)負傷から回復後、柳賢振は2回連続で中4日登板となった。前回の登板(27日のシンシナティ戦)でパーフェクト投球を続け、8回に安打を許した影響も懸念された。さらに柳賢振が結果を出していない昼の試合(午後4時開始)だった。

柳賢振は1回表、先頭打者のハリソンに左前安打を許した。序盤、直球が90マイル(約145キロ)を超えないほど球威が悪かった。その後は3打者を凡打で処理したが、1回の投球数が19球にもなった。この日の主審のストライクゾーンは狭かった。コーナーワークが優れた柳賢振には不利だった。

1回裏、ドジャースが2得点して先制すると、柳賢振は2回表から投球パターンを変えた。攻撃的で早い勝負を展開した。柳賢振は6-0の4回二死後、ホセ・タバタに内野安打を許し、ジョーディー・マーサーに二塁打を浴びて初めて失点した。11-1と大きくリードした6回表二死一、二塁からトレビス・スナイダーにタイムリーを許し、さらに1点を失った。

次第に疲れが見えたが、柳賢振はインターバル(投球間隔)をできる限り減らし、真ん中に投げた。10安打を浴びたが、四球は一つも出さなかった。ストライクゾーンは狭かったが、柳賢振は109球のうちストライクを73球も投げた。6イニングを投げた柳賢振の投球時間は計49分25秒。3イニング2/3の間に75球を投げた相手先発ブランドン・コンプトンの時間(47分5秒、11被安打・11失点)と似ていた。

それだけドジャースの守備の時間が短かった。暑い日に守備を短く終えれば野手の集中力が高まる。このおかげでラミレスが4回と6回に2打席連続で本塁打を放つなど、ドジャース打線は14安打を放った。

コンディションが良くない日にも危機を乗り越える柳賢振の巧みな投球が目を引いた。ドジャースのマッティングリー監督は「相手打線の攻撃を受ける時、柳賢振は折れずに曲がることを知っている。緩急をつけた投球で危機を克服した」と称賛した。LAタイムズは「柳賢振は10安打を許しながらも2失点に抑えた。前回の登板(シンシナティ戦)とは違うコンディションでも、自ら解決策を見いだした」と評価した。

けがから復帰後3連勝の柳賢振は、メジャー通算20勝(10敗)を達成した。昨年メジャーデビューして40回目の登板でだ。柳賢振は「20勝に満足している。四球は大量失点につながるので投手には最もよくない。むしろ本塁打や安打を打てという気持ちで打者と対戦し、よい結果につながった」と言って笑った。

柳賢振は7日、“投手の墓”と呼ばれるデンバーのクアーズフィールドでコロラド戦に先発する。

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