中国船100隻が操業…延坪島に500メートルまで接近
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.02 09:34
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最近、中国漁船が数十隻ずつ固まり、延坪島沖とNLL南側の漁場に集まっている。先月2日、延坪島の北側200メートル沖で違法操業中の中国漁船30余隻を追い出している韓国海軍の高速短艇(真ん中)。
先月30日午後4時、仁川市甕津郡の延坪島(ヨンピョンド)北側の望郷展望台。望遠鏡をのぞいてみると、3キロほど離れた北朝鮮のソク島周辺の海に漁船100隻が並んでいる。ワタリガニ漁をする中国船だ。位置上では西海(ソヘ、黄海)NLL北側の北朝鮮水域。
延坪島のキム・ソンシクさん(53)は「昨年までは多くて数十隻だったが今年は、中国ワタリガニ漁が100隻を超えている」と話した。キムさんは「NLL北側にいるが、南側に越えてくることも少なくない」と語った。延坪島から500メートルの距離の韓国水域でも、中国国旗の五星紅旗をつけた漁船2隻が目撃された。しかし海洋警察の取締船はなかった。