<韓国療養病院火災>吸殻入れvsすべり台…あまりにも違う韓日の療養病院
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.30 09:41
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火災が起きた全羅南道長城(チョンラナムド)の「孝実践愛の分かち合い療養病院」別館2階と3階の間の階段に、灰入れの壷が置かれていた。壺の中にはタバコの吸殻もあり、患者は別館の前でタバコを吸っていた。
病院内部には灰皿があり、タバコを吸っても制止する人がいなかった。入院患者はライターなどの引火物質を容易に所持していた。
火災で29人の死傷者を出した全羅南道長城郡(チョンラナムド・チャンソングン)の「孝実践愛の分かち合い療養病院(以下、孝愛療養病院)」がそうだった。火災が発生した28日、孝愛療養病院の別館建物には灰入れ用の壺があちこちに置かれていた。発火地点である2階から3階に上がる階段の灰入れ壺にはタバコの吸殻も発見された。病院本館の3階階段にはタバコを足でこすって消した跡が目についた。この日、病院建物の外のあちこちでタバコを吸う患者や家族を簡単に見かけた。別館のすぐそばで満足そうにしていた患者家族のチョ氏(64)は、病院でタバコを吸ってもいいのかという記者の質問に「職員もここで吸っているのに何で」と答えた。医療法によれば病院・保健所などの医療機関では喫煙ができない。病院のイ・トゥヒョン管理課次長は「病院では喫煙を許可していない」と主張した。