バイデンの「ベッティング」vs王毅の「選択」…韓国には圧迫であり機会
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.28 10:58
中国の王毅外相を初めて見たのは昨年7月、ブルネイで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域安保フォーラム(ARF)の時だった。北朝鮮・中国の2国間会議を終えてARF会議場に入ってくる王毅外相に会議の結果を質問した。王毅外相は準備された確実な口調で、北朝鮮の非核化に対する中国の意志を明らかにした。王毅外相は「中国は6カ国協議の議長国として、関係国間の対話条件を用意して韓半島(朝鮮半島)問題が解決の軌道に戻ることを願う」と話した。無駄なく精製された模範答案だった。
10カ月後の今月26日、韓中外相会談参加のために王毅外相が訪韓した。両国は非公開会議後、本会談を始めた。いつものように写真撮影のために5分ほどメディアに会談が公開され、両国の長官は会談の核心メッセージを入れた「冒頭発言」をした。この日、尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は▼北朝鮮の核実験の威嚇による厳しい韓半島情勢▼韓中の北核不用方針▼習近平・中国国家主席の訪韓に言及した。