<韓国バスターミナル火災>消防当局の許可も受けず違法工事
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.28 09:17
26日に火事が発生し、8人が死亡した高陽総合ターミナルが、消防当局の許可なく違法に地下1階のインテリア工事を始めたことが確認された。
京畿道高陽市庁と一山消防署によると、施工会社A社は先月22日、高陽市庁から高陽総合ターミナル地下1階にフードコートを設置するための工事(大規模修繕工事)許可を受けた。フードコートを運営するCJフードビルの要請で、ターミナルの実際の所有主マッコーリー投資信託運用が発注した工事だった。
施工会社は許可に基づき今月8日に工事を始めた。しかし事前に消防当局の許可を受けなかった。工事には防火シャッターの位置を変えることまで含まれていた。このように消防設備を変更する工事は、消防設備業法に基づき、管轄消防署から許可を受けなければならない。施工会社A社は許可を受けずに工事を進め、2週間が経過した22日に一山消防署に許可申請を出した。一山消防署側は「施工会社側から話がなかったため、すでに着工した後に申請書類を持ってきたということを知らなかった」と述べた。