韓国開発研究院、今年の成長見通し0.2ポイント引き下げ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.28 08:25
内需不振にセウォル号沈没事故の余波まで重なり韓国経済に暗雲が立ちこめている。韓国開発研究院(KDI)は27日、こうした要旨の「2014経済見通し」を発表し、「今後も景気対応的基調を維持する一方、経済全般の先制的構造調整に政策的努力を持続しなければならない」と促した。
これによると、輸出増加傾向は予想とは異なり拡大し、今年の経常収支黒字は昨年と同水準の780億ドルに達する見通しだ。KDIのキム・ソンテ研究委員は、「国際収支基準の改編により数字上100億ドルほど増え、内需回復の遅れで輸入が予想よりさらに減り経常黒字が増加している」と分析した。