【取材日記】北朝鮮の和戦両様術、穴のあいた情けない韓国軍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.26 09:22
組織的で計算された動きvs不明瞭で粗末な対応。
遺憾ながら前者が北朝鮮、後者が韓国だ。北朝鮮の肩を持とうとするのではない。韓国がどのように対応しているのか探ってみるためだ。
北朝鮮は今年初めに南北関係復元を掲げ柔軟ジェスチャーを見せた。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の口を通じて出た話なので重みがあった。2月末には南北関係が良い時も門が閉ざされていた韓米合同訓練期間に離散家族対面行事もした。その一方で北朝鮮は西海(ソヘ,黄海)の北方限界線(NLL)周辺で大規模射撃訓練と、高齢の指揮官とベテラン操縦士らを動員し射撃大会を開いた。軍事的な動きはそれなりに止まっていないのだ。あげくの果てには頻繁なNLL越境で緊張感を高め、22日にはNLL地域で韓国の海軍艦艇に向け砲弾を飛ばした。