「韓国、技術先導国なるにはR&D投資の失敗を認めるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.23 15:38
「韓国が技術先導者(First Mover)になるには企業の研究開発(R&D)の失敗を認めなければなりません」
経済協力開発機構(OECD)のアリスター・ノーラン(Alistarir Nolan)主席政策分析官が韓国の創造経済政策の成功のために出した核心的助言だ。ノーラン氏は22日、ソウルで開かれた産業通商資源部・産業技術評価管理院主催の「K-テック グローバルR&Dフォーラム」でこのような内容の「韓国産業技術政策レビュー」報告書を発表した。このフォーラムにはOECDをはじめとして▲米国国防部▲英国オックスフォード大▲BPIフランス所属の海外学識者と韓国の専門家200人--が参加した。
報告書によると、韓国の国内総生産(GDP)に対するR&D投資率は4%で、イスラエル(4.4%)に続き世界2位だ。しかし投資規模に比べてR&Dの生産性や開放性は低い。例えば人口100万人当たりの特許数が34.3個で、日本(107.2個)やスイス(89.5個の半分にもならない。グローバル技術協力の比重も1.3%で、10~20%台の先進国に大きく及ばない。