<韓国旅客船沈没>兪炳彦会長を公開手配…「前例なき高額な懸賞金」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.23 09:09
元セモグループ会長の兪炳彦(ユ・ビョンオン)清海鎮(チョンヘジン)海運会長(73)に対する拘束令状が22日、発給された。検察と警察は兪会長と、すでに逮捕令状が出ている長男テギュン氏(44)を指名手配して、それぞれ5000万ウォン(約490万円)と3000万ウォンの申告褒賞金をかけた。
仁川(インチョン)地方裁判所のチェ・ウイホ令状専門担当判事は「兪氏が逃走したものと判断され、証拠隠滅の恐れがある」として令状発給の理由を明らかにした。兪会長は16日、仁川地検特別捜査チームの召還要求に応じなかった後、20日に予定されていた令状実質審査にも出席しなかった。捜査チームは21日、拘留状執行のために京畿道安城(キョンギド・アンソン)の錦繍院(クムスウォン)の捜索を行ったが兪会長を見つけられなかった。検察は裁判所に「執行不可」を理由に拘留状を返還して令状発給を要請した。裁判所はこれを受理して22日に実質審査なしで記録検討だけで令状を発行した。