北朝鮮、韓国艦艇150メートル距離に砲撃…NSCは開かれず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.23 08:42
北朝鮮軍が22日午後6時ごろ、延坪島(ヨンピョンド)から西南に14キロ離れた西海(ソヘ、黄海)北方境界線(NLL)以南の韓国側水域で、哨戒任務を遂行中だった韓国海軍第2艦隊所属の艦艇に2発の砲撃を加えたと合同参謀本部が明らかにした。北朝鮮軍の砲弾は艦艇から150メートル地点に落ちたものの、韓国軍が被害を受けることはなかった。
合同参謀本部は緊急ブリーフィングを通じて「わが艦艇は北朝鮮軍の砲撃後すぐ、NLLの北側に12キロほど離れている北朝鮮軍警備艇に対して数発の対応射撃をした」と明らかにした。しかし北朝鮮軍の被害状況については確認されなかった。また、万が一の事態に備えて近隣基地からKF-16などの戦闘機も緊急出動して待機した。軍は北朝鮮軍の砲撃直後の午後6時20分から、近隣海域で操業中だった漁船20隻に対してすぐに退去させる一方、延坪島住民700人余りも緊急避難させた。避難令は午後9時25分に解除された。