「雇用率最高」…韓国の虚実(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.21 15:29
サムスン証券は昨年7月、130人余りの職員を系列会社に配置転換した。それでも経営状況が良くならないため今年4月に希望退職を募った。全体2700人の11%にあたる300人余りがこの会社を離れている。このように証券界は昨年から巻き起こった荒々しい構造調整の嵐から抜け出せずにいて、銀行・保険会社までこれに合流した。
その結果、金融圏では今年2月から毎月数千人ずつが荷物をまとめている状況だ。雇用労働部の関係者は「金融圏で職を失う人の大部分が大卒以上の高学歴者や正社員というところに問題の深刻性がある」と話した。高級人材が退職しているという話だ。