ソウル近郊の地下鉄4号線で爆発事故…11人負傷
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.20 08:22
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19日午後6時50分ごろ、京畿道軍浦市の地下鉄4号線衿井駅で電車上部に取り付けられていた電気絶縁装置が爆発して乗客11名が負傷する事故が発生した。消防隊員が事故現場を収拾している。
19日の一日で、地下鉄や火力発電所、高校などで爆発や火災事故などが相次いだ。
この日午後6時50分ごろ、京畿道軍浦市(キョンギド・クンポシ)地下鉄4号線上りの衿井(クムジョン)駅で、電車上部に取り付けられていた電気絶縁装置(碍子)が爆発した。事故当時はちょうど電車が駅構内に進入しているところだった。この事故でプラットホームの階段のガラス欄干が飛び散り、乗車待機中だった11人がケガして近くの病院で治療を受けた。また、乗客や住民など500人余りが避難した。事故が起きるとすぐにKORAIL(韓国鉄道公社)は破損した碍子を復旧し、事故から12分で列車運行を再開した。KORAIL関係者は「碍子破損は年に1~2回発生する」とし、「正確な原因を調査中」と話した。
これに先立ち、この日午後4時31分ごろには、ソウル麻浦区唐人里(マポグ・タンインリ)のソウル火力発電所で火災が発生した。消防当局関係者は「4号機の変圧器から火花が散って火事が起こった」とし、「消防車53台と消防署員189人を動員し、火災発生から8分経過した4時39分には完全に鎮火した」と明らかにした。続いて「内部の電気供給施設には人が入れない構造なので人命被害はなかった」と付け加えた。唐人里発電所は1930年に1号機が竣工した、韓国内で最も古い火力発電所だ。