日本人建築家が作った慶州の韓屋(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.19 11:27
慶尚北道慶州市南側の南山は景観も美しいが、新羅千年の遺跡が多いところとしても有名だ。その南山が屏風のように囲んでいる南山洞の村に最近、店と住居を兼ねた韓屋が姿を現した。53平方メートル(約16坪)規模で、一見、普通の韓屋に見える。しかし中に入れば違う。天井を横切る大梁がない。梁がない韓屋だ。「必ず一度実現させたい実験だった」と話す人がいる。日本出身の建築家、富井正憲・漢陽大建築学部客員教授だ。
富井教授は「韓屋を現代的に解釈してみたかった。実験の核心は石窟庵(ソックラム)石室からインスピレーションを受けた屋根の構造にある」と説明した。富井教授の話を聞いた。