【社説】セウォル号1ヶ月、解けない疑問多い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.16 16:05
セウォル号沈没惨事が起きてから1カ月が過ぎた。だが惨事をめぐる多くの疑問は、いまだ空回りしているようだ。セウォル号の船員の起訴が終わりではなく始まりであるのも、そのためだ。
セウォル号惨事を捜査してきた検察・警察合同捜査本部は昨日、イ・ジュンソク船長や1等航海士、機関長ら4人に不作為による殺人などの罪を適用して拘束起訴した。また残りの船員11人は遺棄致死などの罪で裁判に回した。イ船長ら4人に殺人罪を適用したことについて合同捜査本部は「乗客救助が十分に可能だったのに救護義務を果たさず乗客を死亡させた」として「未必の故意があったと見なければならない」と説明した。