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【時論】うわべだけの化粧はやめ中身を変えよう=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.15 11:45
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「アレテー」は紀元前のギリシャで指導者が備えなければならない最高の価値だった。「徳」または「卓越性」などと翻訳されるこの言葉は、時代と人により多様な意味で使われるが、本来の意味は勇気、説得力、そして名誉だ。ホメーロスの『イーリアス』でアキレウスが見せたアレテーは、敵と危機の前で光を放った勇気だった。後に続くオデュッセウスのアレテーは弁舌で、ペリクレスはこれをアテネ市民に対する説得力に昇華させた。軍人には勇気、政治家には説得力がアレテーの核心で指導者の要件だった。古代ギリシャがきらびやかな文化の花を咲かせたのも指導層にこのアレテーが充満したためだろう。

セウォル号沈没事故で私たちはアレテーの基本である勇気も、説得力も見ることができなかった。制服を着て海で働く人なら当然見せなければならない勇気どころか、制服に対する最小限の名誉まで彼らは守ることができなかった。一言ですべての制服を着た人々を恥ずかしくさせてしまった。むしろ学生、教師、一般人、臨時乗務員が純潔な自己犠牲で制服の役割を代行しさらに胸を痛めさせた。

 
だれも犠牲者の家族と国民を説得できなかった。説得は信頼と共感を前提とするが、現場に行った首相と長官は対話相手として認められなかった。あきれたことだ。憤怒と不信と切なさがあふれた空間にはデマと扇動が毒きのこのように芽生えた。

海に身を捧げた制服がなかったように、遺族と国民のために身を捧げたリーダーは見られなかった。フィルターも制御過程もないため矢はまっすぐに大統領に飛んで行った。大統領の言動に文句をつける指摘が殺到した。事故後すぐに大統領が現場に行ったのはよくやったことだ。国民の生命と財産を守る国家最高責任者としての姿勢は確実だった。

しかし次が問題だった。大統領も参謀も準備ができていなかった。数千万の国民に確固とした信頼と深い共感を形成する言葉と行動が準備できなかった。参謀は「お言葉」を書き取るのに忙しくて政府の力点事項である「創造」と「改革」は他人がすることと考えたのだろうか。

説得に失敗すれば事態の掌握もできないもので、政府の信頼は崩れてしまう。「私が正しいので私についてこい」というだけでは不充分な社会だ。ケバブとダイビングベル(潜水鐘)をめぐる騒動は私たちの恥ずかしい素顔を露わにしたハプニングだ。トルコの国民的料理であるケバブで失意に満ちた人たちを慰めようとしていた善意は、だれかの「ケバブは祭りの時も食べる料理」という一言で純粋性が疑われ、ややもすると両国の国民関係まで気まずくさせるところだった。不信の影が濃厚に敷かれた社会にデマがどれほど浸透しやすいかを端的に見せた事例だ。「ライフジャケットを来て船室の外に出るな」というでたらめな放送で罪のない命を失った親の心情でだれを信じることができるだろうか。


【時論】うわべだけの化粧はやめ中身を変えよう=韓国(2)

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