集団的自衛権の推進…安倍首相、きょう公式化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.15 08:04
安倍晋三首相が15日、記者会見を開き、集団的自衛権の行使を推進するという立場を公式化する予定だ。集団的自衛権とは、自国が攻撃されなくても、同盟国が攻撃を受ければ自国への攻撃と見なし、武力を行使できる権利。国際法上の権利だが、歴代日本政府は戦争を禁止する平和憲法の解釈上、「保有はするが行使できない」という立場を1981年以降維持してきた。安倍首相はその憲法解釈を変え、足かせを外すということだ。
安倍首相の私的諮問機構である安保法制懇談会が1年ほどかけて作成した報告書を15日に安倍首相に提出すれば、安倍首相が報告書に基づき政府の立場を記者会見で明らかにするという流れだ。懇談会のメンバー14人全員が安倍首相と似た考えを持つ人たちで、報告書自体も安倍首相との共感の中で完成された。