環境規制と燃費強化…世界の自動車メーカーは減量競争中(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.14 11:33
国民大学のイ・ソンウク教授(自動車工学)チームと自動車部品メーカー東西工業のイム・ギュチョル部長はこの1年間、エンジン用ピストンのダイエットに取り組んできた。最近2人は製品の形を非対称に変え、これまで296グラムだったピストンの重さを265グラムに減らすのに成功した。現代(ヒョンデ)自動車の「ソナタ」に同社で作ったピストン4個が使われるので、わずか120グラム余りを減らすために1年間を投資したことになる。イム・ギュチョル部長は「独自の研究期間まで加えれば2~3年になる。性能を改善し重量を減らすことは最も大きい宿題だ」と話した。
軽く、もっと軽く――。自動車メーカーの“減量競争”が熱い。1974年に初めて発売された当時のフォルクスワーゲン「ゴルフ」は重さが780キログラムにすぎなかった。その後エアバッグ、エアコン、オーディオなどの補助装置が追加され、大きさはほぼ同じだが重さは2倍に膨らんだ。だが、この10年間に高強度のダイエットを進め、第7世代モデルは以前より100キログラムの減量に成功した。