ソウル地下鉄1~4号線、地震への備えは不十分
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.14 09:24
1日400万人が利用するソウル地下鉄1~4号線の地震への備えが不十分であることが明らかになった。耐振機能がなく、地震が発生すれば安全事故の危険が大きいという指摘が出されたもの。それでも予算不足を理由に補強工事はなかなか進まずにいる。列車追突と信号機故障が相次ぐ中で改めて地下鉄の安全問題に注目が集まっている。
ソウル市とソウルメトロが国会国土交通委員会の李老根(イ・ノグン)議員に提出した資料によると、1~4号線全区間146.8キロメートルの36%に当たる53.2キロメートルが地震に非常に弱いと評価された。ソウル市とソウルメトロは2009年から昨年末まで耐震性能評価を実施した。