【コラム】セウォル号運営会社の“確信犯的思惑”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.12 14:38
--清海鎮の思惑は何と考えられるか。
「収益は一人で得て、危険は社会に分散させる形ではないかと思う。外国船舶は船荷証券に義務的に加入するが、沿岸貨物はほとんど保険に入らない。清海鎮は3788トンの貨物の補償費さえも大変なはずだ。載せた自動車は一銭の保険金も受けられない。救助・引き揚げ費まで考えると、数千億ウォンかかるだろう。このため、兪炳彦(ユ・ビョンオン)側から『全財産100億ウォン(約10億円)をすべて出す』と線を引くのではないだろうか。残りは社会が負担しろということだ」(参考に西海フェリー事故当時、会社側はわずか10億ウォンで、残りの200億ウォンは血税と国民の寄付だった)