<W杯サッカー>ロンドン五輪の追憶…また一つになった「洪明甫キッズ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.09 09:26
サッカーのブラジルワールドカップ(W杯)に出場する韓国代表選手23人が確定した。世界のサッカー祭りに向けて盛り上がっていく時期だが、旅客船「セウォル号」の惨事で国民の気持ちは沈んでいる。まだ行方不明者もいるのにW杯に熱狂する時かという声もある。しかし、いつまで落ち込んでいるわけにはいかない。米同時多発テロや東日本大震災など大きな災難を経験した隣人は、スポーツを通じて傷を癒やし、日常に戻る力を得た。今回のW杯を通じて、韓国サッカーが国民の心を一つにし、また立ち上がるためのきっかけになることを望む。このため中央日報はブラジルW杯のテーマを「頑張ろうコリア、もう一度テーハンミング(大韓民国)」に決めた。今回のW杯を通じて、どん底にある大韓民国の国格と自尊心を立て直すことを望む。
一言で、洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(45)のチームだ。ブラジルW杯に行くサッカー韓国代表は歴代W杯チームで最も若く、体格条件が優れている。これまで洪監督と一緒にしてきた選手が主軸となった。洪監督が強調した「Oneチーム、Oneスピリット、Oneゴール」という哲学で団結した覇気満々のチームだ。