セウォル号の惨事、根本的な問題点を聞く(六)…翰林大教授(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.02 13:48
旅客船「セウォル号」事件を眺める人たちは心苦しい。乗客の救助に背を向けた船長と乗員の心理状態はどういうものだったのか。翰林大心理学科のチョ・ウンギョン教授(51)に乗員の内面について尋ねた。
チョ教授は「まず自分たちだけが生きようという小集団利己主義が作動したようだ」と述べた。激しい生存競争の中で共同体意識が薄れた結果という診断だ。似た事件の再発を防ぐ対策として「結果よりも過程を重視する価値観を固めていこう」と提案した。