<韓国旅客船沈没>朴大統領、合同焼香所を弔問…遺族「私の子だが、大統領の子ども」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.30 11:15
朴槿恵(パク・クネ)大統領が29日午前8時55分、京畿道安山市花郎遊園地に設置された旅客船「セウォル号」沈没事故の政府合同焼香所を訪れた。黒のツーピース姿で白い手袋をした朴大統領は、黄色いリボンが結ばれた白い菊の花を持ち、生徒の遺影を見つめた後、焼香し、黙とうした。また「突然の事故により亡くなられた方々の霊を慰め、謹んで心から故人の冥福を祈ります」と記帳した。
焼香を終えた後、遺族に会った。ある遺族は朴大統領を見るとひざまずき、「自分の命の守るのに戦々恐々とする海洋警察の関係者を厳重に問責してほしい」とし「どの国の警察に、軍隊に、自分の子どもを助けてほしいと言わなければいけないのか」と涙声で話した。朴大統領はひざまづいた遺族の肩に手をのせて慰めた。