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【社説】セウォル号沈没で庶民経済まで沈んでは…

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.30 10:25
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セウォル号沈没事故後、全国が衝撃と悲痛に陥った。国民はだれもがひとつの心で犠牲者に対する哀悼と不明者の捜索に対する切実な期待を表わしている。厳かな雰囲気が全国を漂い、一般国民も各種行事と宴会をキャンセルし、観光と外食まで中断している。国家的な災害と罪のない若い命の犠牲の前に、自粛と自制の気運が全国的に拡散している。

問題はこのような自粛の雰囲気が行き過ぎ、日常的な消費支出と通常の活動まで萎縮させているという点だ。すでに全国各地のイベントが80件以上中止されたり延期されたりし、5月初めに予定されていた観光週間行事と広報が中断された。消費者は計画した旅行を取り消し、遊興・娯楽と関連した外出だけでなくスポーツ活動まで自粛するかと思えば、日常的な物品とサービスの購入まで急激に減らしている。セウォル号沈没とともに内需全体が沈んでいるのだ。

 
さらに深刻なのはこうした内需沈滞がようやく生き返り始めた景気回復の足を引っ張るだけでなく、零細商人と路地商圏に致命打になっているという点だ。海外市場が主需要先である輸出大企業と異なり内需景気にかけている飲食・宿泊・旅行・イベント代行・小売業の零細企業などは内需萎縮が長期化し厳しい状況に追いやられている。国家的な災害の衝撃と悲しみが庶民経済を奈落に押し込んでいるのだ。

国家的な災害に直面して犠牲者を哀悼し家族の悲しみに共感するのは当然で、遊興・享楽活動と誇示的消費を自制するのは自然だ。米国の9・11テロ事件と日本の東日本大震災直後にも一時的に消費が急減し、韓国の大邱(テグ)地下鉄事故後も消費が最低水準に落ち込んだ。しかしいまのように内需不振が長期化し、庶民経済に打撃を与えるほどではなかった。すぐにはセウォル号事故前に戻ることはできないが、日常的な消費と通常の活動は落ち着いて再開する必要がある。セウォル号沈没が悲痛だからといって庶民経済を沈め韓国経済まで座礁させることはできないのではないか。




【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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