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<韓国旅客船沈没>5階ロビーで遺体13体発見…犠牲者200人越える

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.30 08:09
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韓国旅客船セウォル号沈没事故から14日目の29日、民・官・軍合同救助チームは犠牲者16人の遺体を追加で収拾した。遺体のほとんどは生徒であると推定される。これで今回の事故による犠牲者は205人、安否不明者は97人になった。

合同救助チームはこの日、船内5階ロビーで13体、4階客室で3体の遺体を発見した。この日まで64室の隔室のうち43室(67%)を捜索した。しかし潮水の干満差がひと月のうちで最大となる大潮に入り、作業は困難を極めている。海洋警察関係者は「大潮ということで潮の流れが速いうえにマットレスなど客室内部に残る備品が邪魔して進入が難しい」と話した。

 
救助チームは翌月15日までに1次捜索を終えることにした。30日までに一度も進入できなかった区域を集中捜索する。その後、5月15日までは現在行方の分からない乗客が多く残っていると推定される区域を中心に改めて捜索し直すことにした。救助諮問の役割をする米軍救助艦「セーフガード」はこの日午前10時ごろ、現場に到着した。

ダイビングベル(潜水鐘)はこの日事故海域で夜遅くまで待機した。ダイビングベルが投入されれば船の後方部分を捜索する予定だ。ダイビングベルは今月26日、事故海域でバージ船の固定作業途中に先着のバージ船のアンカー(イカリ)と絡んでしまったため投入が中断されるという事態があった。ダイビングベルはダイバーが海底で酸素の供給を受ける鐘のような装備だ。


【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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