<韓国旅客船沈没>脱出した船長、2003年にも同じ海域で事故
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.04.27 11:34
セウォル号のイ・ジュンソク船長が2003年にも事故海域の孟骨(メンゴル)水道を運航中に事故を起こした前歴があることが確認された。
中央SUNDAYが入手した木浦(モクポ)地方海洋安全審判院裁決書(海上事故判決文)によると、イ氏が船長を務めた清海鎮(チョンヘジン)高速フェリー1号は2003年8月に毎勿島(メムルド)南端から5マイルの海上で警戒不注意により先行するタンカーと衝突した。事故地点はセウォル号が沈没した海域から北西に20キロメートル離れたところだった。当時裁決書は、「航路を短縮するため相対的に狭い孟骨水道を通ろうとしたのは安全運航のために望ましくないと判断される」と記述した。