【コラム】DDP、ソウルのイメージ変化の出発点
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.25 17:30
東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)がオープンしてから1カ月以上経った。DDPは世界的な建築家ザハ・ハディッドの作品だ。オープン初期には、UFOのような形で周囲の景観と合わないという声もあった。しかし1カ月ほど過ぎた現在、DDPは東大門に新たな活力を吹き込んでいる。東大門は外国人の観光コースだ。しかし、ほとんどの観光客は衣類や韓流スターグッズを購入して通過する。このように単調だった東大門観光コースにDDPは新鮮さを与えている。韓国人の訪問も増え、DDPの年間訪問客は550万人に達すると推定される。
DDPがこのように大きな反響を呼んでいる理由は、自然な流れでつながる有機的なデザインにある。4万5133枚のすべて違うアルミニウムパネルで覆われたDDPには、ソウルでは見られなかった独特の造形美がある。このように破格的なザハ・ハディッドのデザインは2D設計では実現が不可能だったため、彼女はかつて建築物のない建築家と呼ばれた。しかし3D技術が発達し、彼女のアイデアが現実になった。