セウォル号の惨事、根本的な問題点を聞く(二)…高麗大教授
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.25 14:48
公と私の問題、職業倫理の育成といった徳目は教科書の中でも存在した。リレーインタビューの2人目は高麗(コリョ)大学哲学科のイ・スンファン教授だ。彼は公共意識の不足を痛感している。より包括的には、民主主義の問題だともいった。不公正な慣行が一般化する中で結局、基礎的な倫理の喪失と惨事につながったということだ。
国立台湾大学で修士を、ハワイ大学で博士をとった彼は、東アジアの伝統儒教から公と私の関係を研究してきた。「パブリックスペースの行動倫理」という題名で最近、ネイバー文化財団「文化の内と外」の講演もした。「公人たちの嘘」が蔓延する風潮を嘆く彼の話を聞いてみた。
--セウォル号沈没、どのように見ているか。