<W杯サッカー>韓国の初戦相手ロシア、ベスト11徹底秘匿のベールに隠す(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.24 13:14
監督を見ればそのチームが見える。ブラジル・ワールドカップが6月13日に開幕する。ちょうど50日が残った。グループリーグH組で会う相手チーム監督を集中分析する。グループHのロシア、アルジェリア、ベルギーの有力日刊紙のサッカー専門記者が自国監督のスタイルと現在の悩みを教える。韓国と第1戦を行うロシアのカペッロ監督から始める。総合紙ノーバヤ・ガゼータのスポーツチーム長ルスラン・リパドビッチ氏は16年間サッカー記者として活動した。
歴代ロシア代表チーム監督で最も秘密主義で終始している。イタリア出身のカペッロ監督の特徴だ。思わず「マフィア」を連想させる。カペッロ監督はクリスティアン・パヌッチ首席コーチをはじめイタリア人中心にコーチ陣を構成した。ファミリーはいつも一緒に動く。随時コーチングスタッフミーティングを開き情報を分け合うが、具体的な内容は一切非公開だ。さらにロシアサッカー協会にも代表チーム関連の情報提供を避けるほどセキュリティは徹底している。「当然」ブラジル・ワールドカップ開幕を2カ月余り後に控えた現在までロシア代表チームのベストメンバーはベールに包まれている。今年初めにいくつかのメディアが「情報がとても不足している」としてサッカー代表チームと関連した定期ブリーフィングを要請したが、カペッロ監督は「夢にも思うな」として一言の下に断った。