【取材日記】韓国旅客船沈没…駆け付けるボランティアメンバー
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.23 16:20
「私も1年前の事故で息子を失いました。子供を手放した親たちの痛みが誰よりもよく分かります」。
光州(クァンジュ)に住むチェ・ビョンシクさん(58、自営業)は20日の朝早く、全羅南道珍島郡(チョンラナムド・チンドグン)の室内体育館を訪れた。約30万ウォンでミネラルウォーター500ミリリットル30箱を購入して1トントラックに載せてきた。子供を探せず気が焦る親たちの、のどの渇きでも解消できればと言った。チェさんは「セウォル号の犠牲者の大部分が高校生だというニュースを見て胸が痛み、まんじりともしないで夜を明かした」と話した。