<韓国旅客船沈没>海運会社実質オーナーと系列会社代表の多数が「宗教団体の信徒」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.23 13:48
清海鎮(チョンヘジン)海運の実質的オーナーであるセモ社のユ・ビョンオン前会長(73)一家が率いる系列会社の代表ら幹部役員の相当数が、ユ氏の率いるキリスト教福音浸礼会(いわゆる救援派)の中心信徒だと明らかになった。
救援派として30年余り活動して脱退したユ前会長の元側近は、中央日報の電話取材で「清海鎮海運のキム・ハンシク代表だけでなく、系列会社代表の大部分が救援派信徒」と明らかにした。元側近によると清海鎮海運の持ち株会社格であるアイワンアイホールディングスのビョン・キチュン代表は救援派の信徒だ。ビョン代表は清海鎮海運の持分39.4%を保有する造船業者の天海地(チョンヘジ)代表も兼ねている。家族も多数起用された。トライゴンコリアのクォン・オギュン代表は、キリスト教福音浸礼会を創設した故クォン・シンチャン牧師の息子だ。国際映像のキム・ギョンスク代表もやはりクォン牧師の嫁だ。系列会社13社中、11社の代表を救援派の幹部信徒がつとめているものと把握された。