揺らぐ「輸出大国」日本…3月の貿易赤字1兆4463億円
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.22 10:15
“輸出大国”日本が揺れている。日本の財務省は21日、先月の輸出入で1兆4463億円の赤字を出したと明らかにした。輸入が1年前と比べ18.1%増える間に輸出は1.8%の増加にとどまった。4月1日の消費税引き上げを控え輸入が増えたのに対し、輸出は足踏みだった。東日本大震災を契機に稼働を止めた原子力発電所のため代替燃料として石油・ガスの輸入も大きく増えた。産経新聞は「赤字は21カ月連続で、3月としては最大の赤字額だった」と伝えた。中国・欧州との貿易で特に赤字が多かった。
この日財務省は昨年の貿易統計を発表した。昨年の貿易赤字は13兆7488億円。2011年から3年連続の赤字で、毎年赤字規模も拡大している。日本がエネルギー輸入の全面中断を宣言しない限り今年まで4年連続の貿易赤字は避けられない見通しだ。「2014年以降も大規模貿易赤字が続くだろう」との観測まで出てきた。