<韓国旅客船沈没>脱出船員4人に追加で拘束令状
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.22 09:02
旅客船「セウォル号」沈没事故事件を捜査中の検警合同捜査本部は21日午後、船の安全検査を担当した韓国船級の本社事務室などを家宅捜索した。海洋警察庁所属の警察官を10人ほど動員し、釜山江西区の本社でセウォル号の点検表など検査資料を確保した。韓国船級は2月、セウォル号の排水・通信設備、操舵施設、救難施設、救命艇など約200項目を10日間検査し、すべて「適合」判定を出した。
また合同捜査本部は、生存した乗務員15人のうち拘束された3人を除いた12人全員を参考人として調査した。続いて1等航海士、機関長ら4人に対しては、遺棄致死容疑で拘束令状を請求した。
合同捜査本部の関係者は「(4人は)船長は船内で救護の総指揮を引き受け、1等航海士は現場指揮をすると規定された船会社の救助マニュアルをすべて無視した」とし「位置と職位、任務などに照らし、船長の次に事故に対する責任がある」と述べた。