<韓国旅客船沈没>政府、災難マニュアル作っておきながら…右往左往で作動せず(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.21 11:05
政府は、災難事故が発生した場合、円滑に救助作業が行われるよう指揮・発表を一元化し、コントロールタワーを指定するようマニュアルを作ったが、「セウォル号」沈没事故では守られなかった、という指摘が出ている。
李明博(イ・ミョンバク)政権でマニュアル作成作業に関与したある人は20日、「セウォル号事件の最も大きな盲点は、現場の指揮責任を引き受けるコントロールタワーがきちんと指定されず、あちこちから発言が出て混乱したという点」とし「政府のマニュアルでは、現場を最もよく知る人をコントロールタワーに指定することになっているが、それが守られなかった」と主張した。