<韓国旅客船沈没>船体引き上げにフローティングドック投入へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.20 11:21
自重6825トン、これに船に積載された貨物・自動車と、流れ込んだ水の重さまで合わせれば1万トンを超える。韓国最大の旅客船である「セウォル号」の救助作業が困難な理由だ。これを受け事故現場には大型海洋装備が総動員されている。
船体にはリフトバッグが設置された。リフトバッグは船が沈むのを防ぎ、ダイバーの水中作業に役立つ装備で、視野から消えた船体の位置を知らせる標識としても使われている。水中の物体に空気浮揚バッグをつなげた後に空気を注入することにより空気バッグに浮力ができ浮かび上がる原理だ。海軍は18日に10トンのリフトバッグ1個と35トンのリフトバッグ2個に続き35トン級リフトバッグ23個を追加で設置する。