<韓国旅客船沈没>雨風で救助難航…一部ダイバー、潮流に巻き込まれる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.18 09:23
17日、珍島(チンド)近海は荒波が立っていた。激しい雨足が終日海を揺るがした。この日午前7時30分ごろ、木浦(モクポ)海洋警察所属の高速艇に乗って事故海域に向かった。
事故海域に到着したのは9時頃だった。気象庁は18日午前まで珍島一帯に最高40ミリの雨が降ると予報されていた状況だった。沈没したセウォル号の船首がかすかに目に入ってきた。
沈没したセウォル号周辺で海軍の独島艦・清海鎮(チョンヘジン)艦などと海洋警察救助船舶、民間漁船など169隻の救助用の船が集まった。ゴムボートからは、海難救助隊(SSU)と特殊戦旅団(UDT/SEAL)所属の救助隊員が海中に飛び込んでいた。彼らはボートごとに4~5人ずつ組んで交代で海中を捜索した。